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ホワイトニングについて②
こんにちは。JR国立駅南口30秒の歯医者、国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科院長の三井です。今日は昨日に続いてホワイトニングついてお話しします。
【目次】
1.ホワイトニングの流れ
2.ホワイトニング後のアフターケア
3.ホワイトニングの費用
1.ホワイトニングの流れ
一般的なホワイトニングの流れを、ホワイトニングの種類ごとに解説します。
<一般的なホワイトニングの流れ>
オフィスホワイトニング | ホームホワイトニング | デュアルホワイトニング |
---|---|---|
1.カウンセリング 2.口腔内の確認 3.クリーニング 4.ホワイトニング剤塗布 5.照射(2〜3回繰り返す) 6.チェック | 1.カウンセリング 2.口腔内の確認 3.クリーニング 4.型取り 5.トレー・薬剤のお渡し 6.チェック | 1.カウンセリング 2.口腔内の確認 3.クリーニング 4.型取り 5.オフィスホワイトニング 6.トレー・薬剤のお渡し 7.ホームホワイトニング 8.チェック |
どのホワイトニングも、施術前に必ずカウンセリングと口腔内の確認を行います。
虫歯や歯周病、口腔内の汚れがある場合は、ホワイトニングの前に治療しなければいけません。特に、虫歯を放置したままホワイトニングをすると歯に痛みが出る原因になるため、治療が終わってからホワイトニングすることが一般的です。また、歯の表面がきれいな状態でないと、ホワイトニングの効果が十分に得られません。そのため、汚れがひどい場合には2回目以降の来院時にホワイトニングを行うこともあるので、注意が必要です。
2.ホワイトニング後のアフターケア
ホワイトニング後に色を長持ちさせるためのアフターケアを3つご紹介します。
①色の濃いものや酸性の食べ物を避ける
ホワイトニング剤の影響により、歯の表面にある「ペリクル」という膜が剝がれるため、ホワイトニング直後は刺激を受けやすい敏感な状態です。オフィスホワイトニング後12〜48時間以内、ホームホワイトニング後2〜3時間以内は、色の濃いものや酸っぱいものは控えましょう。
避けるべき飲食物は、以下のとおりです。
- コーヒー
- ワイン
- カレー
- 炭酸
- 柑橘系のフルーツ
ホワイトニング後は歯が溶けやすい状態にあるため、炭酸や柑橘系のフルーツなど、酸性のものは控えましょう。また、色の濃い飲食物を摂ると、せっかく白くなった歯が着色するので注意が必要です。ホワイトニング後は「白い服についた時に落ちやすい飲食物かどうか」を考慮して、食事を選ぶとよいでしょう。
食事制限をすることでホワイトニング効果が高くなりますが、上記の食事を避けるのが難しい場合もあるでしょう。その場合は、食事前に水を飲む、ストローを使って飲み物を飲む、食後はすぐに歯を磨くなどを行い対処してください。
②ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使う
ホワイトニング効果のある歯磨き粉には、着色汚れを落としやすくするだけでなく、歯の表面に着色や汚れがつきにくくする効果があります。継続的に使用することで、ホワイトニング直後だけでなく、それ以降も歯の白さを長持ちさせられるでしょう。
③定期健診を受ける
ホワイトニングをしたあとは、正しい歯磨きで毎日しっかりと汚れを落とすことが大切です。
しかし、どんなに気を付けていても磨き残しはあるでしょう。ホワイトニング効果を持続させるためには、定期的に歯科医院でクリーニングを受け、すみずみまできれいにすることが必要不可欠です。定期的に歯科医院に通うことで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
3.ホワイトニングの費用
どのホワイトニングの方法も保険が適用されず、自費診療のため、費用は歯科医院によって異なります。ここでは、一般的なホワイトニングの費用の目安をご紹介します。
・オフィスホワイトニング……約15,000円〜50,000円(1回の費用)
・ホームホワイトニング……約15,000円〜30,000円(マウスピース代とホワイトニング剤の費用)
・デュアルホワイトニング……約50,000〜100,000円(上記の費用を足した費用)
最もホワイトニング効果が高いのは、2つのホワイトニングを併用する「デュアルホワイトニング」ですが、費用が高額になるのがデメリットです。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、費用や効果持続期間などを基準に、ご自身に合ったホワイトニング方法を選びましょう。
ホワイトニングとは、歯の表面に特殊な薬剤を塗って、歯を白くする施術のことです。歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、2つの方法を併用するデュアルホワイトニングの3種類があり、それぞれの方法によって歯を白くする効果に違いがあります。
オフィスホワイトニングは、短期間で歯を白くできるものの、色が長持ちしにくい特徴があります。ホームホワイトニングは、効果を感じるまでに時間はかかるものの、色持ちがよいでしょう。2つの方法を併用するデュアルホワイトニングは、短期間で歯が白くなり色が長持ちするものの、費用が高額になるのがデメリットです。
ご自身に合ったホワイトニング方法がわからない方は、いつまでに歯を白くしたいか、費用や効果持続期間などを考えて選ぶとよいでしょう。
歯のホワイトニングを検討されている方は当院スタッフまでご相談ください。