国立駅南口徒歩30秒のサンドラッグ3階の歯医者

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もうすぐ夏休み…

こんにちは。JR国立駅南口30秒の歯医者、国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科院長の三井です。もうすぐ夏休みですね!夏休みは生活習慣が乱れやすいため口腔内ケアも乱れやすくなり、トラブルが起こりやすいです。しっかり予防しましょう!


夏といえば!

みなさん夏といえば何が思い浮かびますか?

国立 歯医者 夏

夏の食べ物といえば
①かき氷
②スイカ
③アイス
④そうめん
⑤冷やし中華

夏の遊びといえば
①プール
②花火
③夏休み
④お祭り
⑤海水浴

夏の行事と言えば
①里帰り
②虫取り
③宿題
④旅行
⑤花火


夏、とくに夏休み期間中は生活習慣が乱れやすいです。

普段はあまり口にしないお菓子やジュースなどを頻繁に口にしたり、
友達の家に遊びに行って歯磨きもせず遊び続けたり、
海水浴やお祭り、BBQなどで外での飲食も増えたり、
サマータイムで退勤時間が早くなり飲みに行いてしまったり、

その合間合間にしっかり歯磨きが出来ていれば何も問題はありませんが、楽しい誘惑が多いとそうもいきませんよね…

このように普段歯を磨けてた方でも夏休みなどの長期休みの間は生活リズムが乱れやすいため注意が必要です。今日はその中でも特に注意が必要な項目を挙げていきます。

1.甘いものを食べた後は

夏は甘いもの、とくにジュースやアイス、スイカなどを口にすることが増えます。汗をたくさんかきこまめに水分補給を必要とするため。普段以上に注意が必要です。

以前もお話ししましたが、食後はお口の中は酸性に傾きます。食事やジュースなどを口にする頻度が増えると、酸性に傾いたままお口に中の環境が改善しにくいです。→ステファンカーブ

またスポーツドリンクなどのジュースは臨界pHより低い飲み物になり歯の脱灰が起こりやすいです。砂糖の量もかなり多く夏休み期間中に毎日飲み続けて、清掃状態が悪いとすぐ虫歯になってしまいます。

国立 歯医者 臨界pH
国立 歯医者 ジュース 砂糖

ジュースやスポーツドリンクは、暑い夏の水分補給には大切ですが、飲んだあとお茶やお水を飲むだけでも虫歯予防の効果があります!麦茶はミネラルも取れるし、虫歯の心配もないのでおすすめです!

また実家に帰省するこの時期、おじいちゃんやおばあちゃんたちは、久しぶりに会う可愛い孫についつい甘いお菓子を与えてしまいがちです。子ども達にとって夏休みの間は、甘いものがたくさん食べれる楽しい時間ですが、その分虫歯にも気をつけましょう!

2.歯磨きができない時は?

外出先で歯磨きができないときには…
外出時に歯磨きをしたいと思っても出来ないということは結構あることだと思います。
そんな時には、いくつかのかわりのケア方法がありますので、説明していきます。

<うがい>
一番手軽で一定の効果を見込める方法です。
ブクブクとうがいをすることで口内を隅々まで綺麗に洗い流すことが出来ます。
長時間の食事など、飲食が続くような場面なら水を口内に含み、全体に行き渡るようにしてみましょう。口内を水で満たすだけでも虫歯予防に効果があります。

<マウスウォッシュ>
マウスウォッシュやスプレーには、殺菌効果もあるため、口内炎の早期改善、口臭予防などにも役立ちます。しかし、注意点もあります。市販のものにはエタノールが含まれていることがほとんどなので、口内が乾燥しやすくなります。唾液量が少ない人はさらに乾燥させてしまうかもしれず、虫歯菌を増やしかねません。また、刺激も強いため歯周病などで歯茎が腫れているような場合も使用しない方がいいでしょう。アルコールの含まれないマウスウォッシュも取り扱いがあります。

<ガム>
ガムなどを選ぶ時にはキシリトールが配合されたものを選ぶと、虫歯菌の抑制に効果を得られるのですが、糖も含まれているものがあるため、商品の成分には注意が必要です。可能であれば、歯科医院で販売している歯科専門のガムをお薦めします。

3.ただしい歯磨きを

やはり一番重要なのは丁寧な歯磨きです。

帰省した実家や旅行先など、いつもと違う歯ブラシを使うことも多いかと思います。宿泊先にはなるべくいつも使っている歯ブラシを持っていきましょう!
ホテルや旅館などに備えてある歯ブラシは安いものになるので、使い捨てなら問題ないですが、数日磨くには適していません。繰り返し使うと毛先が開いてしまい、十分な効果が得られません。ヘッドも大きく磨き残しも増えてしまいます。

また、正しい歯磨き方法は一度身につくとこの先一生身についたままです。自分の歯の形、磨き残しに合わせた磨き方、ブラシの種類や毛の硬さなど、ひとりひとりに合った歯ブラシ方法を提案させていただきます。

虫歯予防に一番重要なのはご自身での歯ブラシによるセルフケアです。3~4ヶ月に一度のメンテナンスももちろん重要ですが、それ以外の日の歯ブラシが正しくできているかのほうが重要です。それに併せて歯間ブラシやフロスも頑張ってください。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れは落としきれません。

歯間といい、歯と歯の間が一番汚れが残りやすく虫歯の後発部位でもあります。まずは週に一回でもいいのでフロスを通してください。慣れてきたら毎日通すのが理想です。

歯科医院でのクリーニングは、3ヶ月ごとの定期検診に通われている方でも年間4回しかありません。
365日朝昼晩磨く1095回の歯磨きのなかのたった4回にしかなりません。もちろん定期検診を受診することはとても重要になりますが、それだけでは良好な口腔内環境は維持できません。

当院は予防に力を入れています。ブラッシング方法を再度正しく学びたい方はいつでもご連絡ください。正しい歯ブラシ方法に加えて、その方のライフステージにあったブラッシング方法などもお話しできればと思います。ご連絡お待ちしています。