ブログ
インプラント治療後に口臭が?原因と対策を解説
こんにちは。東京都国立市、JR中央本線「国立駅」南口より徒歩1分にある歯医者「国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科」です。
インプラント治療を受けた後、口臭が気になるという声は少なくありません。治療前は問題がなかったのに、なぜかインプラントを入れた後から口臭が発生するようになったと感じる方は多いです。
本記事では、インプラント治療後の口臭の原因や、インプラント治療後の口臭対策について詳しく解説します。口臭に悩まされている方は、ぜひ参考にしてください。
インプラント治療後に口臭がする原因

インプラント治療後の口臭が発生する原因はさまざまです。ここでは、代表的な原因を紹介します。
インプラント周囲炎の進行
インプラント周囲炎は、インプラント治療後に口臭が発生する最も一般的な原因です。インプラント周囲炎とは、インプラントの周囲の組織が炎症を起こした状態を指します。
インプラントの周囲に歯垢や歯石が蓄積すると、炎症が生じインプラント周囲の組織が破壊されることがあるのです。インプラント周囲炎では、膿が出たり、強い口臭が発生したりすることがあります。
歯周病に似た症状が現れて同じように進行していきますが、インプラント周囲炎は歯周病よりも進行が早い傾向にあります。重症化するとインプラントの脱落にもつながるため、早急に治療しなければなりません。
インプラントの劣化
インプラントは人工物なので、虫歯にはなりません。また、耐久性の高い素材で作られるため、適切にメンテナンスを続ければ10年以上使用できるとされています。
しかし、全く劣化しないわけではありません。問題が発生するほど劣化しなかったとしても、口内環境は加齢とともに大きく変化していきます。日々のケアが不十分だったり、定期検診を受けていなかったりすると、インプラントの劣化が早まったり、変化した口内環境に適応できなかったりする可能性があるでしょう。
この影響で汚れが溜まりやすくなると、口臭に繋がります。
残存歯の虫歯や歯周病
インプラントは人工歯のため虫歯や歯周病にはなりませんが、周囲にある天然歯はトラブルに見舞われることがあります。残存歯に虫歯や歯周病があると、膿や細菌の繁殖によって口臭が発生することがあるのです。
特に、歯周病が進行していると、歯ぐきの腫れや出血とともに、口臭も強くなります。インプラントだけに目を向けるのではなく、口腔内全体の健康状態を定期的に確認することが重要です。
舌苔の蓄積
口臭の原因として、舌苔の蓄積もあげられます。舌苔とは、舌の表面に白色や黄色の汚れが付着し、不快なにおいの原因になることがあるのです。
唾液の減少
唾液には、口内の食べかすや細菌を洗い流し、細菌の繁殖を抑える働きがあります。しかし、加齢や薬の副作用、ストレスなどによって唾液の分泌が減少すると、これらの働きが弱まり、口臭が強くなることがあります。
口臭のセルフチェック方法

口臭があっても、自分で確認するのは難しいかもしれません。ここでは、口臭のセルフチェック方法について紹介します。
コップや袋を使ったチェック
自分の口臭を客観的に判断する方法として、コップやビニール袋を使ったセルフチェックが有効です。清潔なコップやビニール袋に息を吹き込み、そのにおいを確認するというものです。少し息を吹きかけて密閉し、数秒待ってから中のにおいを嗅ぎます。
気になるにおいがした場合は、口臭があるといえるでしょう。
舌や歯茎を確認する
口臭の原因の一つに舌苔(ぜったい)があります。特に、白っぽい舌苔が見られる場合、細菌や剥離した粘膜がたまって不快なにおいの原因となっているかもしれません。
舌ブラシなどで舌を擦った後、そのにおいを嗅いでみましょう。不快なにおいがある場合は、口臭があるかもしれません。
デンタルフロスの臭いを嗅ぐ
デンタルフロスを使用した後、そのフロスのにおいを嗅いでみてください。フロスが不快な臭いを発している場合、それは歯と歯の間や歯ぐきとの隙間に溜まった汚れや細菌によるものかもしれません。
周囲の人に確認してもらう
口臭は自分では気づきにくいため、周囲の信頼できる人に確認してもらうのも確実な方法です。家族や親しい友人に確認してみましょう。
専門機関での検査
口臭の原因を正確に特定するためには、専門機関での検査が有効です。歯科医院では、唾液検査や呼気検査、口臭測定器を用いて、口臭の有無だけでなく、口臭の原因となる細菌の種類や口腔内の衛生状態を詳しく調べることができます。
インプラント治療後の口臭対策

インプラント治療後、口臭が発生することもあります。しかし、日々適切に対策していれば、口臭を予防できるでしょう。インプラント治療後の口臭対策は、以下のとおりです。
毎日の丁寧な口腔ケア
インプラント治療後は、天然歯と同様にインプラントも丁寧にケアすることが重要です。歯垢や歯石が付着すると細菌が繁殖し、口臭の原因になるため、口腔内を清潔に保つためには毎日のブラッシングが重要です。
その際、インプラントの人工歯根と歯茎の境目の部分を丁寧に磨くことを心がけましょう。通常の歯ブラシでは届かない部分もあるため、デンタルフロスや歯間ブラシも活用して、細かい部分にまで丁寧に汚れを取り除くことを意識してください。
また、適切な歯ブラシを選択することも重要です。歯ブラシは、ヘッドが小さく毛先が柔らかいものを選ぶことで、インプラント周辺を傷つけることなくやさしく磨けます。
定期的な歯科検診
インプラント治療が終了したあとも、3か月〜半年に1回ほどの頻度で歯科検診を受けることが推奨されます。その際に、インプラントのぐらつきや出血、噛み合わせの異常がないかチェックしてもらいましょう。
口臭を防ぐには、歯科医師による専門的なクリーニングが非常に効果的です。インプラント周囲炎などのトラブルも、初期段階では自覚症状が乏しいため、歯科医師によるチェックが欠かせません。
唾液の分泌を促す工夫
唾液には、口腔内の汚れを洗い流し、細菌の増殖を抑える働きがあります。緊張やストレス、加齢などによって唾液の分泌量が減少すると、口臭のリスクが高まります。
唾液の分泌を促すには、水分をこまめに摂取することが効果的です。また、ガムを噛んだり、よく噛んで食べたりすることも有効です。
舌のケア
口臭の原因として見落とされがちなのが、舌の表面にたまる舌苔です。舌苔は食べかすや細菌が集まって形成され、白や黄ばんだ状態になると不快な臭いを発します。
舌のケアには、やわらかめの舌ブラシを使用し、朝の歯磨き時に軽い力で舌の表面を撫でるように清掃するのが効果的です。無理に強くこすりすぎると粘膜を傷つけるおそれがあるため、やさしいタッチを心がけましょう。
食生活の見直し
口臭を予防するためには、食生活の見直しも重要です。ニンニクやニラなどのにおいの強い食べ物は、食後に強い口臭を発生させます。
まとめ

インプラント治療後の口臭の原因は、インプラント周囲炎や舌苔、唾液の減少など多岐にわたります。特に、きちんとした口腔ケアが行われていない場合、歯ぐきの炎症によって悪化することがあるため注意が必要です。
口臭を予防するためには、毎日の歯磨きで歯や舌の汚れを取り除くことが欠かせません。また、定期的に歯科医院を受診することで、口臭の原因となるトラブルを早期に発見することができます。
健康な口もとを維持するためにも、インプラント治療後の口臭対策は欠かせないといえるでしょう。インプラントを長く使うためにも、適切なメンテナンスを心がけると良いでしょう。
インプラント治療を検討されている方は、東京都国立市、JR中央本線「国立駅」南口より徒歩1分にある歯医者「国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科」にお気軽にご相談ください。
当院は「地元の歯医者によるプロの治療」をコンセプトに、高いレベルの歯科治療を提供しています。虫歯治療からインプラント、矯正歯科など、幅広く対応しております。




