国立駅南口徒歩30秒のサンドラッグ3階の歯医者

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子供のケアのお話

こんにちは。JR国立駅南口30秒の歯医者、国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科院長の三井です。今日はお子様の口腔内の役立つ情報をお話しさせていただきます。

’’歯磨きをさせてくれない’’、’’転んで前歯をぶつけた’’、’’乳歯が抜けたけどなかなか永久歯が生えてこいない’’、’’フッ素を塗ってほしい’’など、お子様がいる家庭ではいろんな悩みがあると思います。今日はそんな不安を解消し、ご両親の負担が少しでも減ってくれればと思います。


【目次】
1.虫歯予防対策
∟①おやつの時間
∟②砂糖の量
∟③仕上げ磨き
2.ぶつけた時の対応
3.歯並び


1.虫歯予防対策

では、まず、すぐに実践できるお子様の虫歯予防対策からお話しさせていただきます。

①おやつの時間を工夫する。

 食べる時間を決めることはとても重要です。ダラダラと食べる時間が長くなってしまうと、お口の中は虫歯ができやすい環境になってしまいます。これは大人でも同様です。食後お口の中は酸性に傾きますが、緩衝能が働き中性に戻ります。ただ、ダラダラ食べることが続くと、酸性の時間が長くなり、歯が溶け出すリスクが高くなってしまいます。おやつの時間を決めるだけでも虫歯の予防効果があります。

唾液の緩衝能がありますが、食事直後は口腔内が酸性に傾き歯の脱灰が起こってしまいます。

国立 歯医者 ステファンカーブ

②砂糖の少ないものを選ぶ。

 砂糖は虫歯菌の大好物です。砂糖が多いと、虫歯菌の活動も活発になります。キシリトールなどの虫歯になりにくい甘味料のお菓子を選ぶことも重要です。歯科医院にはキシリトールを用いたチョコもあります!また、食べたあとはお茶などの砂糖の含まれない飲み物を飲み、お口の中に糖分が長く停滞しないようにすることも効果的です!

普段よく口にする飲み物の砂糖の量やpHを気にしたことはありますか?思ってる以上に多くの砂糖が使われています。そのような飲み物を口にした後は虫歯の発生に注意しましょう!この先暑くなるとスポーツドリンクを飲む機会が増えてきます。子どもだけでなく大人も十分気をつけましょう!

国立 歯医者 砂糖の量

③仕上げ磨きはお父さんお母さんがチェックする。

 お子様が自分で磨くようになると、チェックをするのが疎かになりがちです。さらにお子様もなるべく歯磨きを早く終わらせようと、歯磨きが適当になりがちです。そのような状況が数日続くと虫歯が進行してしまいます。1日の最後、特に夜の歯磨きだけでもご両親のチェックをするだけでも虫歯のリスクはかなり減らせると思います。虫歯ができるには時間がかかります。また、睡眠中はお口の中が乾燥しやすく、虫歯菌も繁殖しやすい環境になってしまいます。特に寝る前の歯磨きチェックを心がけましょう!


2.ぶつけた時の応急処置

次に、ぶつけた際の応急処置です。

 歩き始めると転んで前歯をぶつけり、歩いたり走り始めると頭同士でぶつかったと外傷のリスクがどうしても高くなってしまいます。ぶつけて歯がかけたり、唇を切ってしまった来院されるお子様も多いです。歯が欠けていないか、歯が押し込まれたり動いていないか、唇が切れていないかなどを確認し消毒や整復、固定をしていきます。ぶつけた後、長時間続くような痛みがある場合、傷口が深かったり、破折が起こっている可能性もありますが、泣き止んだり、何もなかったようにしている場合、軟組織の裂傷(切り傷)の可能性もあります。血が出ている箇所をしっかり観察する必要がありますが、歯の表面からの出血は起こりません。内部の歯髄(神経)のところまで露出しないと出血せず、その場合かなりの激痛が出るはずです。ただ、外傷後時間が経過して歯髄に異常が出ることもありますので、どんな些細な怪我でも早めに一度受診した方が安心かと思います。急な飛び込みも対応可能ですので、まずは一度連絡いただければと思います。電話での相談なども可能です。当院は、土日祝日含め年中無休で診療してます。外傷についてはこちらもあわせてご確認ください。


3.歯並びの相談

最後に歯並びの相談です。

 歯並びが心配、大人の歯が生えてこないなどの相談を多く受けます。一般的に、6歳前後で永久歯との交換が始まります、その時の上下の前歯の生え方をみて矯正をした方がいいかの判断をすることが多いです。そのため、前歯が揺れてきて交換期に入りましたら、一度歯医者さんに相談に行かれる方がいいかと思います。当院では矯正専門医による無料相談を行なっていますので、少しでも気になる方は矯正専門医による相談をお勧めしています。

 小児期の矯正では骨の成長を促しながら矯正を行うことで、永久歯列に影響が出にくく、また永久歯での矯正治療も容易になることもあります。

 矯正治療で見た目だけでなく、磨きやすい歯並び、顎に負担が出にくい歯列にすることでいつまでも自分の歯でおいしい食事ができる環境を整えることができます。幼い頃からのトレーニングやメンテナンス、長期間にわたる矯正治療など、少しでも通いやすい歯科医院作りを目指します。長い付き合いになりますがお子様が将来ずっと良いお口の環境を維持できるよう一緒に頑張りましょう!


お子様がいる家庭だと、活発に動き回る子どもだと可愛いけどどうしても怪我の心配をしてしまいますよね、、、僕もそうです。しかし、虫歯でも外傷でも、子どもは回復力も高いので早期に適切な処置を行うことで影響が少なくて済むことがあります!少しでも気になることがあればすぐにご相談ください!