ブログ
ホワイトニングについて①
こんにちは。JR国立駅南口30秒の歯医者、国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科院長の三井です。今日はホワイトニングついてお話しします。
歯は、何もケアをしなければ、加齢や着色汚れなどでだんだん黄ばんでいきます。黄ばんだ歯を白くしたい方には、歯を削ることなく白くできるホワイトニングがおすすめです。
歯の表面の汚れは、クリーニングやPMTC,エアーフローで綺麗にしますが、歯本来の色を白くするのであればホワイトニングをお勧めします!今回は、ホワイトニングの種類やそれぞれの特徴、メリットについて解説します。注意点や自分に合ったホワイトニング方法の選び方もご紹介しますので、ホワイトニングに興味がある方はぜひ参考にしてください。
【目次】
1.ホワイトニングとは
2.ホワイトニングの種類
3.ホワイトニングの効果
4.ホワイトニングのリスクと注意点
5.自分に合ったホワイトニング方法の選び方
1.ホワイトニングとは
ホワイトニングとは、特殊な薬剤を使って歯を白くする施術のことです。歯の表面にホワイトニング剤を塗って白くするので、歯を削りたくない方に向いています。
歯磨きやクリーニングだけでは落ちない着色汚れを分解して歯を漂泊するので、もともとの自分の歯よりも白くできることが特徴です。
2.ホワイトニングの種類
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、自宅で行うホームホワイトニング、2つの方法を併用するデュアルホワイトニングの3種類があります。
以下、それぞれ詳しく解説します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングのことです。歯の表面にホワイトニング剤を塗って、特殊な光を当てることで、黄ばみを分解し、歯を白くします。
1回の施術に1時間〜1時間半程度かかりますが、歯科医院でしか使用できない高濃度のホワイトニング剤を使用するので、1回の施術でも効果を感じやすいのがメリットです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングのことです。ホワイトニング剤を専用のマウスピースに入れて1日2時間程度はめ、それを2週間〜1か月続けることで歯を白くします。
オフィスホワイトニングよりも濃度の低いホワイトニング剤を使用します。歯が白くなるまでに時間がかかるものの、じっくり歯を白くするため、色が長持ちするのが特徴です。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行うホワイトニング方法のことをいいます。
2つの方法を併用することで、短期間で歯を白くできるうえ、色が長持ちするのが特徴です。
3.ホワイトニングの効果
ホワイトニングの効果を感じるまでの期間や効果持続期間について解説します。
<ホワイトニングの種類と効果を感じるまでの期間・効果持続期間>
ホワイトニングの種類 | 効果を感じるまでの期間 | 効果持続期間 |
---|---|---|
オフィスホワイトニング | 3〜5回(1〜2週間に1回の施術) | 3〜6か月 |
ホームホワイトニング | 2週間〜1か月 | 6か月〜1年 |
デュアルホワイトニング | 1〜3か月 | 1〜2年 |
オフィスホワイトニングは1回の施術でも効果を感じるものの、1回だけでは納得のいく白さにならないことが多いです。理想的な白さにしたい場合は、1〜2週間に1回の頻度で、3〜5回繰り返しホワイトニングするとよいでしょう。
ホームホワイトニングは、2週間〜1か月、毎日マウスピースをつけてホワイトニングを行うことで歯を白くします。1回の施術では効果をほとんど感じません。
しかし、時間をかけて歯の内側から白くすること、継続してホワイトニングすることから色戻りしにくいというメリットがあります。
今回ご紹介した効果を感じるまでの期間や持続期間は、ホワイトニング方法や歯の質によって異なります。実際にホワイトニングする際は、歯科医師の指示に従いましょう。
4.ホワイトニングのリスクと注意点
ホワイトニングで歯を白くすることで、清潔感やよい印象を与えるメリットはありますが、リスクや注意点もあります。
ホワイトニングのリスクや注意点は、以下の3つです。
- 知覚過敏になるおそれがある
- 詰め物や被せ物は白くならない
- 神経のない歯は白くならない
それぞれ詳しく解説します。
①知覚過敏になるおそれがある
ホワイトニング剤の効果によって、歯がしみたり痛みを感じたりすることがあります。このような知覚過敏の症状は、一時的な場合が多いです。
ホワイトニング後か、長くても2日程度で落ち着きますので、様子をみましょう。
②詰め物や被せ物は白くならない
ホワイトニングで白くできるのは、ご自身の歯のみです。虫歯治療でいれた詰め物や被せ物の部分は白くできません。
詰め物や被せ物を白くしたい場合は、セラミックやジルコニアなどに入れ替えるとよいでしょう。
③神経のない歯は白くならない
ご自身の歯であっても、神経のない歯はホワイトニングでは白くできません。
神経のない歯を白くするには、歯の内部に薬剤を詰めて歯を白くするウォーキングブリーチという方法が効果的です。
5.自分に合ったホワイトニング方法の選び方
オフィスホワイトニングの一番のメリットは、短期間で白くできることです。成人式や結婚式、留学など、大事なイベントの前に歯を白くしたい場合は、即効性のあるオフィスホワイトニングがよいでしょう。また、歯科医院で施術するためトラブルが起きた場合にも適切に対処してもらえます。ケアや管理が必要ないため、ホワイトニングする手間をかけたくない方にも向いています。
ホームホワイトニングのメリットは、歯の内部からじっくり歯を白くしていくため、持続性が高いことです。さらに、オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤よりも低濃度なため、自然な歯の白さに仕上がります。できるだけ歯の白さを長持ちさせたい方や自然な歯の白さを目指したい方は、ホームホワイトニングが向いています。また、歯科医院に通わなくても自分の好きな時に好きな場所でホワイトニングできるので、忙しさから歯科医院に通えない方に最適なホワイトニングといえるでしょう。
それぞれのホワイトニングにはメリットとデメリットがあります。ご自身に合ったホワイトニングが分からない方は、いつまでに歯を白くしたいのか、歯科医院に通えるかどうかなどを基準に、ホワイトニング方法を選びましょう。
ホワイトニングの種類 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
オフィスホワイトニング | 効果を実感するまでの期間が短い・歯科医院で施術するためトラブルがあっても安心できる | 色戻りが早い・歯科医院に通う必要がある | イベント前など、短期間で歯を白くしたい方・毎日続けるのが苦手な方 |
ホームホワイトニング | 色が長持ちする・好きなタイミングでできる | 効果を感じるまでに時間がかかる・ マウスピースのケアや薬剤の管理が必要である | 忙しくて歯科医院に通うのが難しい方・歯の白さを長持ちさせたい方 |
夏が始まり、白い歯がキラリと目立つ季節になってきました!興味のある方はぜひご相談ください!明日は、具体的な流れと費用についてお話しします!