国立駅南口徒歩30秒のサンドラッグ3階の歯医者

ブログ

エアーフローについて

こんにちは。JR国立駅南口30秒の歯医者、国立みんなの歯医者・矯正歯科・小児歯科・歯科口腔外科院長の三井です。

自分の歯を鏡で見たときに、着色や汚れが気になる方はいらっしゃいませんか?コーヒーを飲んだりタバコを吸う習慣がある方は、特に着色がつきやすく汚れが目につきやすくなります。こびりついた着色汚れはお家でのブラッシングでは落とすことが難しく、歯科医院で「エアーフロー」という機器を用いたクリーニングを受けなければキレイにはとりきれません。今日は「エアーフロー」についてお話ししていきます。


【目次】
1.エアフローとは?
2.エアーフローのメリットとは?
3.エアーフローのデメリットとは?
4.こんなかたにおすすめ!
5.実際の比較写真


1.エアーフローとは?

エアーフローとは、非常に細かい粒子を歯に吹き付ける機器のことで歯の表面を着色を掃除するときに使われます。非常に細かい粉の噴射によって、ブラッシングでは落とせないプラークや着色汚れ、バイオフィルムなどを取り除きます。プラークやバイオフィルムの主な原因は磨き残し・食べかすで、プラークは時間の経過によって頑固な歯石へと変わります。またバイオフィルムは、膜状になっているのでブラッシングでは簡単には落とせません。PMTCやエアーフローで落としていきます。歯や歯肉にダメージを与えることなく、自宅では落とせない汚れをあっという間に取り除けます。

2.エアーフローのメリットとは?

①清掃効果・着色やヤニの除去効果が高い
被せ物の周りや叢生(重なり合っていてブラシが届きにくい歯間)など、セルフケアだけでは磨きにくい部分の汚れもしっかりと落としてくれます。歯列矯正中の方は、装置と歯の間もキレイに清掃可能です。着色やヤニなどのこびり着いた汚れも綺麗に取れます。

②短時間で汚れを取り除くことが可能
短時間で汚れを落とすことが可能です。その日のうちに白い綺麗な歯が取り戻せます。

③口腔内を傷付けにくい
スケーラーのように歯を傷付ける可能性が、エアーフローの場合ほとんどありません。歯や詰め物の周り歯茎の境目なども傷付けることなく清掃できます。

④着色汚れに高い効果を発揮する
ヤニや茶渋が原因の着色汚れにも、高い清掃効果を発揮します。ブラッシングでは落とせない汚れも、取り除けます。

3.エアーフローのデメリットとは?

①保険適応外になります
自由診療となるため保険診療と比べて高額になります。

②処置が受けられない方もいます(禁忌症)
呼吸器疾患のある方や放射線治療を行っている方、ナトリウム摂取制限を必要とする方などはエアーフローが受けられないことがあります。事前にご確認ください。

③痛みや違和感がある
細かい粒子を吹き付けるので、少しチクチクするような違和感を感じることがあります。

4.こんなかたにおすすめ!

●健康な口腔内を保ちたい

●天然歯の色(自分の歯の色)を保ちたい

●ホワイトニング前や効果を長く維持したい

●結婚式や成人式などの大切なイベント前に

●コーヒーやタバコなどの着色が気になる方

●虫歯予防をしたい方

●歯をなるべく傷つけたくない方

●歯周病の予防をご希望の方

●セルフケアに自信がない方

●歯科矯正治療中の方

●心機一転、気分転換のために

5.実際の比較写真

※実際の患者さんの口腔内の写真が表示されます。苦手な方はお控えください。

国立 歯医者 着色 エアーフロー

タバコによる着色を綺麗にしたいとこられた患者さんです。コーヒーも日常的に飲まれており、かなりの着色が紙面に付着していました。

国立 歯医者 着色 エアーフロー

全顎エアーフローを行い、表面の着色・汚れを取り除きました。歯本来の綺麗な色に戻りました。

<来院主訴>
前歯の着色をきれいにしたい

<診査診断>
タバコやコーヒなどのヤニ、着色汚れ

<治療期間>
60分1回
先に歯石取り(保険内)のクリーニングをする場合もあります。
汚れが多い場合は時間や回数がかかる場合がございます。

<治療費用>
¥5500(税込)

<リスク>
歯の表面を保護している良質な膜(ペリクル)も一緒に剥がれてしまうため術後30分間の飲食はお控えください。また、歯に付着した汚れを取り除くので、歯の色自体は変化しません。またCR(プラスチックの詰め物)も色は変わりません。知覚過敏がある方は特有の刺激を感じる可能性があります。

<総評>
歯の表面の着色汚れを一度で綺麗にすることが可能です。着色の下に虫歯が隠れていないかも確認できます。ヤニや強固に付着した汚れは、さらにプラークが付着しやすくなり、歯周病のリスクが高まります。定期的に綺麗にして、歯周病予防を行いましょう。


現在残っている歯を、この先10年20年先も健康で保っていくためには予防的なメンテナンスが重要です。患者さんに合わせたメンテナンスやお口の中の質問やお悩みに合わせてクリーニングや治療をご提案させていただいております。その中でも、今回はエアーフローのメリット/デメリットや注意点などを詳しく解説しました。口腔内を傷付ける心配がなく、基本的に痛みが出ないのが大きなメリットです。

タバコを吸っている方、コーヒーを日常的に飲まれている方、タバコをやめて心機一転口腔内を綺麗にしたい方!少しでも興味のある方はご相談ください。